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erectパッケージデザインの話1
今回はerectのパッケージデザインの紹介をしたいと思います。
第1回目は「カリキュレーター : CRASH」です。
一見ダンボール箱にシールを雑に貼っただけのパッケージに見えますが、
ちゃんとコンセプトがあるのです!
デザインした宮崎謙司に代わり、熊田が解説させて頂きます。

下の写真は今回のパッケージの参考にしたものなのですが、
これはよく、秋葉原などで売られているパソコン部品などを梱包している箱です。
無機質な中にカッコ良さを感じませんか?
特にシールの貼り位置などにこだわり、わざとブランドロゴの上に重ねて、
さらにその上にオリジナルerectシールを貼ることによって、「メカ感」を出しています。

側面は、よく見る注意マークを微妙に変えていて、
シュールな遊び心を演出しています。
下の写真の場合は、
「THIS SIDE UP(こちらを上にしてください)」という
注意マークの矢印をいじって、意味のないマークに仕上げてます(笑)。

下の写真は通常のマークです。

左から「壊れもの」「水濡れ防止 」「取扱注意」のマークです。
これをいじると……

すべて破綻してます(笑)。

続いていわゆる「取説」です。

一見地味で、本当に地味ですが……

目指したのは「真面目な家電の取説」です。

しかし! よく見ると……

よく見ると……

「クラッシュ機能」について、真面目に説明しています。

いかがでしたか?
大手メーカーにはマネできない仕様のパッケージだと思います(笑)。
今後もパッケージの紹介をしていきますのでお楽しみに!
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